大事な家を守るための防犯対策

一戸建てやマンションでの防犯対策は、それぞれに合った防犯対策を考えなくてはなりません。
大事な家の防犯ですから、真剣に取り組み、どのような危険があるのかまずは理解しなくてはなりません。
防犯対策といえば、セキュリティ会社に依頼をして対策を丸投げしてしまうという方法もあります。
確かにこの方法は自分で防犯対策をする必要もありませんし、もしものときはセキュリティ会社から人が駆けつけてくれるので安心できます。

しかし、セキュリティ会社に防犯対策を依頼するのもコストがかかります。
そうしたコストを考えると、自分で防犯グッズをそろえて防犯対策をしたほうが安く済むこともあります。
自宅の防犯対策は、いますぐに出来ること、必要な準備があるものと別れます。
まずは、どのような防犯対策が自宅に適しているのかを考えましょう。

ホームセキュリティについて考えるタイミング

ホームセキュリティについて考えるタイミングは大きく分けて2パターンあります。
1つは実際に危ない目にあってホームセキュリティの必要性を実感せざるをえない状況になった時、例えば泥棒に入られたり、近所に不審者を目撃したりした時です。
もう1つは家族の変化などにより守られていた側から守る側に立場が変わった時です。大人数で住んでいた家を離れて一人暮らしを始めたり、夫婦だけで住んでいた家に新に赤ちゃんが生まれた時などがそれに当たります。
どちらもそれまでは家の中にいれば安全と言う意識があったかもしれません。
しかし外からの攻撃とも言える犯罪行為はたやすく家の中に入り込む可能性があるのです。

家の中は安全な状態に保つために、自分自身や家族がその中にいると言うだけではなく、その中にいる人守るためにこちら側から積極的な行動をとること、それがホームセキュリティの備えです。
ですからライフスタイルの変化や家族のメンバーの状況の変化に応じて防犯システムを見直すことは非常に大切です。
状況は刻々と変化し、家にいながらにして犯罪に巻き込まれることもあり得るのですから、一旦十分だと思えるホームセキュリティを備えた後であっても、定期的な見直しも続けていかなければなりません。

一人暮らしの女性が、自分でできる防犯対策

一人暮らしをはじめる女性が気をつけたい防犯対策は、アパートやマンションを探す時から始まっています。
2階以上は鉄則。そしてオートロック付きの物件だと安心ですが、家賃も高くなるし、選択の幅も狭くなり、なかなか難しいものがあります。
オートロック付きのマンションではなくても、個人でいろいろ注意をするだけで、かなりの防犯効果を得られます。

まず気を付けるべきことは、帰宅して玄関に近づく前に、周囲に注意をはらい、怪しげな人影などがないことを確かめてから、すばやく鍵をあける。部屋に入ったら、すぐに鍵をかけるということ。
当然のことと考えがちですが、歩きスマホなどをしていて、不注意になることも多いのです。
他には、たとえ短時間の外出でも必ず窓を閉め、錠をかけること。
空き巣の4割は、鍵のあいているドアや窓から侵入しています。補助錠を取り付けると一層安全です。
空き巣は住居への侵入に手間取ると、たとえ留守だとわかっていても、進入をあきらめることがあります。
インターホンが鳴った時は、誰かを確かめてから開けること。ドアを開ける時は、ドアチェーンをかけたままで対応し、安心できる相手だとわかってから、チェーンを外すようにします。
また、日ごろから、隣近所の人とコミュニケーションをとることも大切です。住人同士がしっかりとコミュニケーションをとっていると、空き巣は敬遠しますし、不審者も近寄りにくく感じるものです。

防犯意識(ホームセキュリティ)意識は家人の意識が重要

自宅の防犯(ホームセキュリティ)を考えるようになるのは、自宅近辺で自転車の盗難や不審人物の目撃情報が相次いた時ではないでしょうか。
それに伴い、もっともっと防犯意識を高めなければいけないと思うものです。
まずはインターフォンや表札のところにマーキングされていないかをチェックし、カギもディンプルタイプの複製不可のものをドアに付け、簡単には自宅に入れないようにしましょう。

また、「猛犬注意」のシールを貼ったり「訪問販売お断り」「防犯モデル地区」などの張り紙を掲示することで防犯効果を高めるのも効果的です。

他に思いつくのは防犯カメラです。
隣の家のサイディングの壁が我が家の壁に落ちてきて、壁を傷つけたことがある場合、家の横など防犯カメラが付いていないとわからないものもあるので、その位置に防犯カメラをつけます。
防犯意識というものは家人一人一が意識していかないといけない問題ですし、継続して考えていなかければいけないことです。
そのためには専門家から知識を学んだりネットで情報収集しながら防犯テクニックを学んで知識を高めていきましょう。